
いわゆる新型うつ病(鬱病)は20~30代の若い世代に多く、マスコミなどで社会現象的に取り上げられているため一般の人に広く知られています。
しかしながら「新型うつ病(鬱病)」という名前だけが一人歩きして正確に理解されていないのが現状です。
世間一般では病名のように理解されているとは思いますが「新型うつ病(鬱病)」というのは病名ではありません。
「新型うつ病(鬱病)」は正確には「非定型うつ病(鬱病)」および「気分変調症」または「双極性2型障害」と分類されることが多い精神疾患です。
いわゆる新型うつ病(鬱病)の主だった特徴として
若い世代でのうつ病(鬱病)治療は効果的な場合が多いので早めの治療を心がけるようにしてください。
文字の意味から仮面をかぶったうつ病(鬱病)という意味で新型うつ病(鬱病)とよく似た症状を想像しますが、実際「仮面うつ病(鬱病)」として定義されているのはうつ病(鬱病)によく現れる精神症状(抑うつ状態)よりも、身体症状(不眠、痛み等)を強く訴えるうつ病(鬱病)のことを指します。
身体症状が前面に出ているので同時に抱えている精神症状が表に出にくく、身体症状が仮面となってうつ病(鬱病)を隠している状態のことです。