双極性障害(躁うつ病)の診断について

双極性障害(躁うつ病)の診断について

双極性障害(躁うつ病)の診断は、決して簡単ではありません

「双極性障害(躁うつ病)」は「躁うつ病」とも呼ばれる疾患です。
うつ病を患って苦しむ人が増えているとよく言われる昨今ですが、双極性障害(躁うつ病)で長年にわたって苦しむ人もだんだんとクローズアップされるようになりました。

うつ病と双極性障害(躁うつ病)はあくまでも違う疾患ですが、以下の点では共通しています。

  • 長期的に苦しむケースが多く、仕事や私生活にかなりのダメージを受けてしまうことが多い
  • 家族・友人・職場ほか、周囲になかなか理解されないケースが多い
  • 時間的なロス・経済的なロス以外にも犠牲となるものが多い

そして、どちらの疾患にも「診断が難しい」という共通点もあるのですが……、実は近年、双極性障害(躁うつ病)ならではの厄介な問題も発生しています。

  • うつ病と誤診されやすい

本当に誤診されてしまうと適正な治療を受けられないことに加え、時間や治療費が大幅に無駄になってしまうという二重のリスクに苦しめられるわけです。

「うつ病」と「双極性障害(躁うつ病)」の誤診は世界的に多い

NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」シリーズでも取り上げられましたが、全世界的に「うつ病」と「躁うつ病(双極性障害(躁うつ病))」の誤診は無視できない確率で発生しています。

2009年に、ドイツの研究者ペトラ・ツィマーマン博士が報告しています。
「初診で、うつ病と診断された患者」の中で、「実はうつ病ではなく、躁うつ病だった患者」の割合はなんと41.4%!
40%強の患者が、うつ病と誤診されてうつ病の治療を受ける羽目になってしまったのです。 

双極性障害(躁うつ病)の誤診が絶えない理由とは?

双極性障害(躁うつ病)の診断・治療を取り巻く環境を調べると、以下のような特徴が発見されます。

特徴1躁うつ病の症状がもともと、うつ病と間違えられやすい性質を持っている

「双極」とはどんな意味でしょうか? 「2種類の『極点』がある」という意味ですね。
もう一つの病名「躁うつ病」に含まれているように、この病気では「躁」の状態と「うつ」の状態が交互にやってくるのです。

病院で相談したくなるのは、「うつ」の状態のときがほとんどです。つまり、うつ病と共通の症状が出ています。このときはどうしても、一般のうつ病と誤診される危険が増してしまうのです。

双極性障害(躁うつ病)Ⅰ型とⅡ型の違い

双極性障害(躁うつ病)は2種類に分けられます。

躁の状態と、うつの状態が
はっきりと分かれている傾向がある。
躁の状態が短く、うつの状態のほうが長い傾向がある。

したがってⅡ型を患った場合は、誤診の確率はいっそう高くなるのです。

特徴2うつ病の投薬治療を受けた結果、その効果が出ているものと勘違いしてしまう

これは躁の状態に起こりやすい誤解です。
うつの状態が終わって、だんだんと気分が急に盛り上がってきているときに……
「あ、さっき飲んだうつ病の薬が効いてきたのか!」と患者が早合点してしまうというケースです。
実際にこの手の誤解が、躁うつ病の発見を遅らせた事例が報告されています。

特徴3医師との問診の途中で、うつの状態ばかりに話題が集中してしまう

以下のような傾向が指摘されています。

  • 患者は自然と、気分が苦しいときのことばかり申告してしまう
  • 医師の側も、うつの状態のヒアリングに気を取られてしまう

※ときたま、気分が急に高ぶってくる状態を患者が自覚していても……「それも、病状の一種だ」とは思わず、「病状が悪化する合間に、ときどき調子が元に戻るだけだろう」と早合点してしまうことも多いのです。

特徴4従来のメンタルヘルスの問診スタイルに限界があるために、不調の真の原因を突き止められない

以下のような傾向が指摘されています。

  • 医師の間で、躁うつ病に対するじゅうぶんな見識が広まっていない
  • ひとりひとりの患者と問診を行う時間が限られている

この背景にあるのは、全国の医師が多忙で多数の患者を抱えているという現在の医療体制の過酷な現実です。

特徴5医師と患者の間における信頼関係の崩壊による悪影響

上記の①~④の現象のために、うつ病の治療がはじまってしまうと? 
→ 躁うつ病の症状が本格的に改善されることはありません。

そのため患者はだんだんと、病院や医師を信頼できなくなります。
すると患者は、指示された通りに薬を飲まなくなったり、次々と病院を変えたり……といった行動に出ます。
あいにくと病院を変えても、そこで再度うつ病と誤診されれば望ましい治療は受けられません。

双極性障害(躁うつ病)の診断では、客観的な検査方法がベストでしょう

さて、従来の問診をメインとした診断方法に頼っていると? 誤診のリスクから本格的に免れることは至難の業でしょう。
しかしその問題点を根本的に覆せる検査方法があります。NHKの番組でも取り上げられた「光トポグラフィー検査」です。

光トポグラフィー検査とは?

脳に安全な近赤外線を照射する医療検査機器です。
脳内の血流量を正確にチェックできます。

光トポグラフィー検査は、脳内の血流量のパターンから以下の3種類の疾患と健常の判別ができることが明らかになっています。

この3つの疾患は、似たような症状を示してしまうことがあるため以前から誤診が絶えませんでした。しかし、脳の血流量を画像でチェックすることで、正確な見極めができるようになったのです。

光トポグラフィー検査を受けられる医療施設はまだ限られていますが、誤診を避けるためには有効ですし、結果として治療におけるコストパフォーマンスも高くなることでしょう。

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